【2025.2_二本松市某施設様】地中熱ヒートポンプ点検
施工実例
◇2025.2 地中熱ヒートポンプ点検◇
エアコンは室内と屋外の熱を移動させる機械です。
エアコンが機能するためには熱の移動先が必要となってきます。
一般的なエアコンである空冷式ヒートポンプエアコンでは、熱を捨てたり、熱を集めたりするための屋外の大量の空気が熱の移動先となります。
冷房時には室内の熱を屋外に捨てて、暖房時には屋外の空気から熱を集めて室内に供給します。この時、熱を捨てたいのに屋外が暑すぎたり、熱を集めたいのに屋外が寒すぎたりすると、その分エアコンは頑張って熱を運ばなくてはなりません。
熱の移動先として、屋外の大量の空気は季節を通じて変動が大きいので、熱の移動先として地下の水を使用するものを地中熱ヒートポンプと言います。
地中の温度はある程度の深さになると1年を通してほぼ一定なため、効率的な熱源として使用できる可能性があります。
地中熱の利用方法は、オープンループ方式とクローズドループ方式があります。
オープンループ方式は地下から汲み上げた水を熱源として使用したあと、汲み上げた水を地上に放流または地下に戻す方法です。
クローズドループ方式は地下に熱交換のためのチューブを入れ、そこに不凍液を流して熱交換を行い、その不凍液を熱源として使用します。



地中熱ヒートポンプのご相談お待ちしております。
聞こうエアコン 福島機工